ごあいさつ

まったくもっての勢いではじめました。この「けたかかり長」は橋梁構造の一部をさす言葉で、役職ではありません(ですので、名刺を差し出したりはしない)。ものすごく単純に言うと、橋桁(横)と橋脚(縦)が重なっている長さのことで、災害時などに橋が落ちないようにするための「落橋防止構造」の一部。なんかこう、声に出して読みたい専門用語なのでタイトルに拝借しました。

落橋防止構造のうち、とくに「落橋防止装置」を「防止さん」と呼び習わし、観察・採集してみようというのがこのサイトの趣旨であります。批評や分析はしません。できません。巨大な構造物をぐっと支える姿のけなげさをめでようと思います。その気になってみると、意外とあちこちに見えるんです。彼ら。

そのほかにもいわゆる「ドボク」と称されるライトな巨大構造物のはなしも。当方、建築・土木・ランドスケープなど、どれについてもまったくの素人です。誤認などあればそっとお伝えください。ただいま鋭意勉強中。

二子新地多摩川を平行して渡る二本の橋のうち、車道がわから。緑の桁がきれい。